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2025年8月29日

2023年にフッ素の推奨濃度が変更!フッ素がもっと効果的に

フッ素はもっと効果的になった!2023年改定で変わった虫歯予防の新常識を徹底解説

 

虫歯予防の強い味方として知られるフッ素(フッ化物)。実は2023年、国際的なガイドラインに合わせて、日本におけるフッ素の推奨濃度が大きく改定されました。これは私たちの虫歯予防習慣に大きな影響を与える、まさに「新常識」と言える変化です。

「フッ素って子ども向けじゃないの?」「濃度が変わると何が変わるの?」

そんな疑問をお持ちかもしれません。

この記事では、歯科医院の視点から、フッ素が虫歯予防に効果的な理由から、2023年の推奨濃度改定のポイント、そして年齢別に今日からできるフッ素の効果的な量を解説します。新しいフッ素の知識を身につけて、あなたも家族も、もっと虫歯になりにくい強い歯を手に入れましょう!

 

1. そもそもフッ素ってなに?

 

フッ素は、自然界に広く存在する元素の一つで、私たちの身近な飲食物(お茶、魚介類など)にも含まれています。歯の健康にとって非常に重要な役割を果たすため、「歯のミネラル」とも呼ばれています。

では、具体的にフッ素はどのようにして虫歯を防いでくれるのでしょうか?その働きは主に以下の3つです。

(1) 歯質の強化(再石灰化の促進)

歯の表面にあるエナメル質は、食事のたびに酸によってミネラルが溶け出す「脱灰(だっかい)」と、唾液の力でミネラルが歯に戻る「再石灰化(さいせっかいか)」を繰り返しています。

フッ素は、この再石灰化を強力に促進します。歯をより硬く、丈夫にし、虫歯菌が作り出す酸から歯を守る抵抗力が高まります。

 

 

(2) 虫歯菌の活動抑制

フッ素は、虫歯の原因となる細菌(ミュータンス菌など)の活動を抑制する効果もあります。虫歯菌が酸を作り出す働きを弱めることで、虫歯の発生そのものを抑えることができます。

 

(3) 歯の修復作用(初期虫歯の再石灰化)

ごく初期の虫歯(まだ穴が開いていない状態)であれば、フッ素の作用によって再石灰化が促進され、歯が自然に修復されることも期待できます。これは、歯を削らずに虫歯の進行を食い止めることができる、非常に重要な働きです。

これらの複合的な作用により、フッ素は虫歯予防において欠かせない存在となっているのです。

 

2. 2023年改定のポイント!フッ素推奨濃度の新常識

 

これまでの日本では、フッ素の安全性に配慮し、国際的な推奨濃度よりも低めに設定されていました。しかし、より効果的な虫歯予防を実現するため、2023年に厚生労働省が国際基準に合わせた推奨濃度への引き上げを発表しました。

この改定の最大のポイントは、歯磨き粉(フッ化物配合歯磨剤)に含まれるフッ素濃度の上限が大幅に引き上げられたことです。

 

【改定後(2023年1月施行)】

  • 6歳以上からは、1,400~1,500ppmまで配合可能に!
  • ただし、6歳未満の子どもには900~1,000ppm程度を推奨するなど、年齢に応じた目安量や使用方法が明確化されました。

この改定により、私たちはより効果の高いフッ素製品を日常的に使用できるようになり、虫歯予防の効果がさらに期待できるようになりました。

 

3. フッ素以外にも!効果的な虫歯予防のポイント

 

フッ素は強力な味方ですが、虫歯予防はフッ素だけで完璧になるわけではありません。フッ素の効果を最大限に引き出すためにも、以下のポイントも実践しましょう。

(1) 正しい歯磨き習慣

  • 毎食後の丁寧なブラッシングは基本中の基本です。
  • 歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯と歯の間の汚れもしっかり除去しましょう。

(2) 食生活の見直し

  • 砂糖を多く含む飲食物(お菓子、ジュースなど)の摂取は控えめにしましょう。
  • だらだら食べやだらだら飲みを避け、食事の回数を管理することが大切です。
  • キシリトールガムなど、虫歯予防効果のあるものを活用するのも良いでしょう。

(3) 定期的な歯科検診とプロフェッショナルクリーニング

  • ご自宅でのセルフケアだけでは、どうしても磨き残しや歯石が溜まってしまいます。
  • 歯科医院での定期検診では、虫歯の早期発見・早期治療ができるだけでなく、歯科衛生士による専門的なクリーニングで、普段の歯磨きでは落としきれない汚れやバイオフィルムを除去し、フッ素塗布などの予防処置を受けることができます。

 

4. 【まとめ】新しいフッ素の知識で、あなたと家族の歯を守ろう!

 

2023年のフッ素推奨濃度改定による新しい知識を活かし、日々の歯磨き習慣にフッ素を上手に取り入れることで、虫歯になりにくい、強い歯を育てることができます。

特に、お子さんの歯が生え始めたら、ぜひ今日からフッ素配合歯磨き粉の使用を始めてください。乳歯も永久歯も、フッ素の力で守ることができます。

「どの歯磨き粉を選べばいいの?」「正しい磨き方や使い方を教えてほしい」

そんな疑問や不安があれば、どうぞお気軽に当院にご相談ください。患者さん一人ひとりの口腔内の状態や年齢に合わせた最適なフッ素製品の選び方、効果的な使い方を丁寧にアドバイスさせていただきます。

強い歯と健康な笑顔で、快適な毎日を送りましょう! 

 

 

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2025年7月30日

ベビーマッサージとは?赤ちゃんとのコミュニケーション

【ママ・パパ必見!】ベビーマッサージで最高の親子の絆を育もう!

 

 

こんにちは!すずらん歯科矯正歯科です。

今回は当院で実施しているベビーマッサージについてご紹介いたします。

当院では歯科クリニックならではの、ベビーマッサージの最後に赤ちゃんの口腔内チェックが付いてます。【詳しくはこちらのインスタグラムをご覧ください

 

 

 

 

~赤ちゃんがいるママ・パパへ~

「赤ちゃんともっと深く繋がりたい」「育児のストレスを少しでも減らしたい」「赤ちゃんの成長をサポートしたい」…そんな風に感じていませんか?

もしそうなら、ぜひベビーマッサージを始めてみませんか?

ベビーマッサージは、単に赤ちゃんの体をマッサージするだけではありません。ママやパパの手から伝わる温もりや優しい触れ合いは、赤ちゃんの心と体を健やかに育み、親子の愛情を深める最高のコミュニケーションです。

 

【 ベビーマッサージとは?】

 

 

ただの「マッサージ」じゃない!深い絆を育む愛のコミュニケーション

ベビーマッサージとは、赤ちゃんの体に優しいタッチでオイルなどを使いながらマッサージを施すことです。しかし、その本質は「マッサージ」という言葉では語り尽くせないほど、奥深く、愛情に満ちたものです。

赤ちゃんは、ママやパパの温かい手で触れられることで、安心感を得て、心身ともに満たされます。アイコンタクトを取り、優しく語りかけながらマッサージをすることで、言葉をまだ話せない赤ちゃんとの間に、特別なが育まれていくのです。

まさにベビーマッサージは、五感をフルに使った、かけがえのない親子のコミュニケーションです。

 

【 ベビーマッサージの効果】

 

赤ちゃんにもたらす素晴らしい効果

ベビーマッサージは、赤ちゃんにとって多くのポジティブな影響を与えます。赤ちゃんの健やかな成長を多角的にサポートします。

 

【心身のリラックス効果と安眠促進】

優しいマッサージは赤ちゃんの副交感神経を優位にし、心身を深くリラックスさせます。これにより、夜泣きが減ったり、寝つきが良くなったり、睡眠の質が向上したりする効果が期待できます。リラックスすることでストレスホルモンの分泌も抑えられ、情緒の安定にも繋がります。

 

【便秘・ガス溜まりの改善】

お腹を優しくマッサージすることで、腸の蠕動運動が活発になります。これにより便秘の解消や、お腹に溜まったガスの排出を促し、赤ちゃんのお腹の不快感を和らげることができます。消化吸収もスムーズになり、赤ちゃんがより快適に過ごせるようになります。

 

【脳の発達促進と感覚の発達】

皮膚への優しい刺激は、赤ちゃんの脳の発達を促します。また、触覚や視覚(ママ・パパの顔を見る)、聴覚(優しく語りかける声)など五感を同時に刺激することで、感覚の発達をバランス良く促進します。

 

【親子の絆の強化】

何よりも大切なのがこの効果です。ママやパパの手の温もり、優しい声、愛情のこもった眼差しは、赤ちゃんに深い安心感と幸福感を与えます。赤ちゃんは「自分は大切にされている」と感じ、親への信頼感を育みます。赤ちゃんの情緒の安定と健全な自己肯定感の育成に不可欠です。

 

 

【ママ・パパにも嬉しい!ベビーマッサージの隠れたメリット】

 

ベビーマッサージは赤ちゃんだけでなく、育児中のママ・パパにも多くのメリットをもたらします。

 

・育児ストレスの軽減:赤ちゃんの笑顔やリラックスした表情を見ることで、ママ・パパ自身も癒され、ストレスが軽減されます。オキシトシン(愛情ホルモン)の分泌が促され、幸福感が高まります。

 

・育児への自信::赤ちゃんの些細な変化や反応を感じ取ることで、「ちゃんと育児ができている」という自信に繋がり、育児への前向きな気持ちが育まれます。

 

・赤ちゃんのサイン理解:毎日触れ合うことで、赤ちゃんの体調や機嫌の微妙な変化、体の発達段階などをより早く察知できるようになります。

 

 

【まとめ:ベビーマッサージで親子の「今」をもっと豊かに】

ベビーマッサージは体のケアに留まらず、親子の心と心が深く繋がる、かけがえのない時間です。赤ちゃんの成長を促し、ママ・パパの育児ストレスを軽減し、親子の揺るぎない絆を育むことができます。

あなたの温かい手が、赤ちゃんの心と体を優しく包み込み、最高の愛情を伝えてくれるはずです。この特別な時間を積み重ねて、かけがえのない親子の絆を育んでいきましょう。

 

当院ではベビーマッサージの先生をお招きし、レッスンを行っております。

ベビーマッサージ後に、赤ちゃんの口腔内チェックも行います。お口のことで気になることがあればお気軽にご相談ください。

 

 

 

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2025年7月4日

口腔機能低下症の検査とトレーニングについて

【早期発見が重要】「口腔機能低下症」の検査とトレーニングについて徹底解説!

 

こんにちは!すずらん歯科矯正歯です

今回は前回のコラムで紹介した【口腔機能低下症】の疑いがあった場合の検査内容と診断基準についてご説明いたします。

 


 

1. 口腔機能低下症を診断する7つの検査項目と診断基準

口腔機能低下症の診断は、以下の7つの検査項目の中から3項目以上が基準値を下回っている場合に診断されます。それぞれの検査は、お口の様々な機能を評価するために行われます。

 

(1) 口腔衛生状態不良(口腔不潔)

・検査内容: 舌に付着している、舌苔(ぜったい)の有無をスコアで評価します。

・なぜ重要?: 口腔内の清掃が不十分であることは、口腔機能低下のサインの一つです。清掃能力の低下は、認知機能や運動機能の衰えとも関連していることがあります。

 

(2) 口腔乾燥(唾液分泌能力低下)

・検査内容: 口腔水分計で唾液量を測定します。

・なぜ重要?: 唾液は、食べ物の消化、自浄作用、抗菌作用、粘膜保護など、お口の健康に不可欠です。唾液の減少は、虫歯や歯周病のリスクを高めるだけでなく、食べ物の飲み込みにくさにも繋がります。

 

(3) 咬合力低下(噛む力の低下)

・検査内容: 残存歯数の確認、咬合力測定器を用いて、噛む力を測定します。

・なぜ重要?: 噛む力は、食べ物を効率よく咀嚼し、栄養を摂取するために不可欠です。噛む力が低下すると、食べられるものの種類が限られ、栄養の偏りや、食欲の低下に繋がる可能性があります。

 

(4) 舌口唇運動機能低下(舌や唇の動きの低下)

・検査内容: 「パ」「タ」「カ」という発音をできるだけ速く繰り返してもらい、1秒あたりの回数(オーラルディアドコキネシス)を測定します。唇の動きも評価します。

・なぜ重要?: 舌や唇は、食べ物を口の中で混ぜたり、飲み込んだり、正確に発音したりする上で非常に重要な役割を担っています。これらの機能が低下すると、食べこぼしや滑舌の悪さに直結します。

 

(5) 低舌圧(舌の力の低下)

・検査内容: 口腔内に舌圧測定器を挿入し、舌でそれを上あごに押し上げる最大圧力を測定します。

・なぜ重要?: 舌の力は、食べ物を喉の奥に送り込んだり、口の中で食べ物と唾液を混ぜて食塊(食べ物の塊)を作ったりする上で非常に重要です。舌の力が弱いと、食べ物をうまく飲み込めず、むせたり、誤嚥のリスクが高まります。

 

(6) 咀嚼機能低下(食べ物を噛み砕く能力の低下)

・検査内容: 検査用のグミを噛んで吐き出してもらい、粒子がどれだけ細かく砕かれているかを測定したり、グルコースの溶出量を測定したりします。

・なぜ重要?: 食べ物をしっかり噛み砕くことは、消化吸収を助け、胃腸への負担を軽減します。咀嚼機能が低下すると、未消化のまま飲み込むことになり、栄養吸収が悪くなる可能性があります。

 

(7) 嚥下機能低下(飲み込む能力の低下)

・検査内容: 問診にて確認いたします。水を飲む際のむせこみや、特定の時間内に飲み込めないなど、機能低下が見られる場合に該当します。

・なぜ重要?: 嚥下機能は、食べ物や唾液を安全に食道へ送り込むために最も重要です。この機能が低下すると、誤嚥性肺炎の原因となる可能性もあります。

 

 

2. 今日からできる!口腔機能アップトレーニング【実践編】

口腔機能低下症は、適切なトレーニングを行うことで改善が期待できます。ここからは、ご自宅で簡単にできる効果的なトレーニング方法をご紹介します。毎日少しずつでも継続することが大切です。

 

(1) お口の汚れ除去・乾燥予防!「ガラガラうがい」

①上を向いてガラガラうがいを5~15秒

②口に水を溜めたまま花で呼吸を3回

~効果~

・喉の筋肉を鍛える

・誤嚥防止

・口呼吸から鼻呼吸

 

(2) お口周りの筋力アップ!「ペットボトルトレーニング」

①空のペットボトルを吸ってへこませる

②へこませたペットボトルに強く息を吹き込み膨らませる

③吸って吐いてを3回連続で行う(1日3回できると良い)

~効果~

・お口周りの筋力アップと肺活量を増やす

・肺に誤嚥した食べ物を吐き出す力を蓄える

 

(3) 舌の力をアップ!「舌回し運動」

①口を閉じた状態で舌で歯に沿わせてぐるりと一周なぞるように回します。

②右回し、左回しをそれぞれ10回ずつ行います。

③慣れてきたら回数を増やしたり速度を上げたりしてみましょう。(1日3セットを目安に)

~効果~

・唾液の量が増える

・舌の筋力アップ

・ほうれい線が薄くなる

 

(4) お口と舌の強化!「あいうべ体操」

①大きくお口を開けて【あ】

②お口を横に引っ張って【い】

③唇を前に突き出して【う】

④舌を下方に突き出して【べ~】

⑤【あいうべ~】を1セット、1日30セットを目安に

~効果~

・お口周りや下の筋肉を鍛え、舌やほっぺたを噛みにくくする

・滑舌が良くなり、ほうれい線が薄くなる

 

(5) 舌の清掃&トレーニング!「舌ブラシトレーニング」

①軽い力でゆっくりと前方へ引き出す

②舌に少し圧をかけて10秒くらい静止

③各2回ずつを目安に

~効果~

・舌の清掃と一緒に舌の筋トレができる

・飲み込みがスムーズになる

 

(6) お口周りの筋肉を鍛える!「パタカラ体操」

①【パ】:唇をはじくように、勢いよく「パッ」と開く

②【タ】:舌の先を上の前歯の裏側あたりにつけ、勢いよく「タッ」と離す

③【カ】:喉の奥を意識して、力強く「カッ」と発音

④【ラ】:舌を丸め、上顎につけるように「ラッ」と発音

⑤それぞれ5~10回ずつ1日3セットを目安に、ゆっくりと、そしてはっきりと発音することを意識して行いましょう。

~効果~

・滑舌が良くなる

・食べこぼしや口の中に食べ物が残ることが減る

 

(7) 噛む力を強化!「ガムトレーニング」

①ガムを左右で噛む(噛みにくい方を長めに)

②ガムを丸めて、舌の先で上あごに3秒間押し付けて伸ばして唾液を3回飲み込む

③ガムが奥に伸びない人は舌先を前後に5~10回動かす

【ガム以外でもぐもぐトレーニング!】

・食事の時、左右で15回ずつ噛んでから飲み込む

・グミのような物を毎日トレーニングとして食べる(こんにゃく、パンの耳などでも良い、咬みきれない時は出す)

~効果~

・噛む力が強くなる

・飲み込みがスムーズになる

 

(8) 唾液をしっかり出す!「唾液腺マッサージ」

唾液の分泌を促すことで、お口の中の乾燥を防ぎ、自浄作用を高めます。

①耳下腺(じかせん)マッサージ:上の奥歯と耳の間あたりにある耳下腺を、数本の指の腹で軽く押し、後ろから前に回す

②顎下腺(がっかせん)マッサージ:下顎の骨の内側にある顎下腺を、数本の指でつまむように押す

③舌下腺(ぜっかせん)マッサージ:下顎の歪み部分にある舌下線を親指の腹でゆっくりと押し上げる

~効果~

・唾液が出やすくなる

・口腔乾燥が改善し、舌や粘膜の摩擦を減少させる

 

 

3. 【まとめ】お口の健康は全身の健康の入り口

 

口腔機能低下症は、自覚症状がないまま進行していることも少なくありません。しかし、早期に発見し適切なトレーニングを行うことで、その進行を食い止め、再び食事を美味しく感じ、楽しく会話ができるようになる可能性を大いに秘めています。

もし、今回の記事を読んで「もしかしたら自分も…」と感じた方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度当院にご相談ください。当院では、口腔機能低下症の検査を行い、お一人おひとりの状態に合わせた最適な治療計画やトレーニング指導を行っております。

お口の健康は、全身の健康の入り口です。いつまでもご自身の歯で、美味しく、楽しく、充実した毎日を送れるよう、当院がサポートしていきます。

ぜひお問い合わせください。

 

 

【あわせて読みたい記事】

[関連ブログ記事:口腔機能低下症について

すずらん歯科公式Instagram【口腔機能低下症について】

 

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2025年6月25日

口腔機能低下症とは?症状と原因を徹底解説

あなたはいくつ当てはまる?

その症状、もしかして「口腔機能低下症」かも?

 

こんにちは!すずらん歯科矯正歯科です

「最近、食べ物が飲み込みにくい」「むせることが増えた」「滑舌が悪くなった気がする」「口の中が乾きやすい」――もし、このようなお口周りの不調を感じている方がいらっしゃいましたら、それはお口の機能が衰え始めているサインかもしれません。

これらの症状は、「口腔機能低下症(こうくうきのうていかしょう)」の可能性があります。お口の機能の低下から、全身の健康にも大きく影響することが分かっています。

今回は、口腔機能低下症の具体的な症状や原因を詳しくご紹介したいと思います。

 

1. 単なる老化じゃない?!口腔機能低下症とは?

口腔機能低下症とは、食べ物を食べる、会話をする、唾液を出すといったお口の基本的な機能が、加齢や病気、生活習慣などによって低下してしまう状態を指します。以前は単なる「老化現象」と捉えられがちでしたが、近年ではれっきとした「病気」として診断基準が定められました。

この病気が問題なのは、お口の中だけの問題に留まらない点です。口腔機能の低下は、食欲不振、低栄養、体力低下、など全身の健康状態の悪化や生活の質の低下に直結する可能性があります。

 

2. こんな症状はありませんか?口腔機能低下症の症状

以下のような症状があったら「口腔機能低下症」の可能性があります。ご自身やご家族に当てはまるものがないか、チェックしてみてください。

☑口の中が汚れる、口臭が気になる 

→【口腔衛生状態不良】:お口の中の清潔度

☑口の中が乾く 

→【口腔乾燥】:お口の中の潤い、唾液の分泌量の低下

☑むせることが増える

→【嚥下機能低下】:食べ物を飲み込む機能の低下

☑硬いものを噛み切れない、軟らかい食べ物を選ぶ

→【咬合力低下】:噛む力の低下

☑食べこぼしが増えた、滑舌が悪くなる

→【舌口唇運動機能低下】:舌や唇の運動機能の低下

☑食事が口の中に残る、薬が飲みにくい

→【低舌圧】:舌の運動機能の低下

☑噛みにくくなってきた、食事の時間が長くなった

→【咀嚼機能低下】:食べ物を噛み砕く機能の低下

これらの症状は、「年齢のせいかな」と見過ごされがちですが複数の症状が出ている場合は注意が必要です。

 

3. 口腔機能低下症の原因と進行メカニズム

口腔機能低下症の主な原因は、以下の通りです。

・加齢::筋肉量の減少や神経機能の低下は、お口の機能にも影響します。

・全身疾患: 脳血管疾患、パーキンソン病、糖尿病など、全身の病気がお口の機能に影響を与えることがあります。

・服用中の薬::降圧剤、抗うつ剤など、一部の薬には唾液の分泌を抑制する副作用があります。

・生活習慣:偏った食事、運動不足、喫煙、過度の飲酒なども口腔機能の低下を招く可能性があります。

・歯科的な問題:適切な治療がされていない虫歯や歯周病、合わない入れ歯、歯の欠損(歯が抜けたままになっている状態)などが、機能低下を加速させます。

これらの要因が複雑に絡み合い、お口の機能が徐々に衰えていくことで、口腔機能低下症へと進行します。

 

4. 予防と改善のためにできること

口腔機能低下症は、早期に発見し対処していくことで症状進行の予防・改善に期待できます。

① 歯科医院による口腔ケアと治療

・適切な歯科治療: 虫歯や歯周病の治療、合わない入れ歯の調整・新製、欠損歯の補綴(ほてつ:入れ歯、ブリッジ、インプラントなど)を行い、しっかり噛める環境を整えます。

・プロフェッショナルケア: 歯科衛生士による専門的なクリーニングの実施、患者様それぞれの症状にあった口腔ケアの指導

② 唾液腺マッサージと口腔保湿

・唾液の分泌を促すために、唾液腺マッサージ実施

・口腔乾燥がある場合には、保湿剤や洗口液の活用、適切な水分補給の指導

③ 口腔機能訓練(お口の体操)

衰えたお口の筋肉を鍛えるための様々なトレーニングを実施

・舌や唇の筋力トレーニングの実施

・飲み込む力を鍛えるトレーニングの実施

その他にも、バランスの良い食事、適度に運動するなどの日頃から予防に取り組むことが重要です。

当院では、患者さんの状態に合わせた無理のない範囲でのトレーニング方法を丁寧に指導いたします。

 

次回のコラムでは、当院で実施している「口腔機能低下症」の検査について詳しくご紹介いたします。

 

インスタグラムでも口腔機能低下症についてご紹介しております。

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