すずらん歯科矯正歯科

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お子さんの虫歯について

こんにちは!

名古屋市、稲沢市、あま市、一宮市からも通いやすい、清須市にある

医療法人 仁支会 すずらん歯科矯正歯科、歯科医師の小畠です。

 

子供の歯(乳歯)と大人の歯(永久歯)に違いがあること、ご存知ですか?

 

乳歯は永久歯に比べて、虫歯になりやすく、一度虫歯になると進行が早いんです。

 

理由として、乳歯は永久歯に比べ、

歯の最表層の硬い歯質(エナメル質)の石灰化度が低い。

歯の硬度が低く、厚さも薄い。

 歯茎から見えている歯の部分と歯茎に埋まっている部分の境い目(歯頸部)付近の歯の組織は生後1年以内に作られるため未熟なエナメル質が多い。

以上のことなどが挙げられます。

 

さらに歯の形態的には、乳歯は永久歯に比べ、

歯の形が複雑なため、歯磨きしにくい部分が多い。

歯の中にある神経の部屋(歯髄腔)が大きい。

などの特徴もあります。

そのため、永久歯に比べて、歯と歯の間の虫歯のリスクが高く、虫歯が歯の神経に到達してしまう歯髄疾患に進行しやすいです。

 

子どもの場合、歯を磨く技術が未熟で口腔清掃が不十分であることや、先程述べた特徴などにより、虫歯の感受性が高いんです。

 

 

また食べ物を取る回数にも、虫歯に関係します。

 

発酵性炭水化物を摂取すると、口の中に存在する虫歯菌によって酸が産生され、その酸によりエナメル質が溶かされて行き虫歯へと進行していきます。

特に、糖を摂取すると数分間で急速に細菌の塊が酸性に傾きます。

酸性に傾いた後、唾液の作用で次第に元の状態に保とうと働きかけるのですが、元の状態に回復するには数十分の時間が必要です。

糖の摂取回数が多いと、回復しきらないうち次の酸性への傾きが起こるため、虫歯が進行しやすい環境が生まれてきます。

 

食べる回数と虫歯の関係については、大人にも言えることではあるのですが、間食の回数の多いお子さんは特に注意が必要です。

 

 

難しいことをたくさんお話ししましたが、

お子さんは虫歯になるリスクが高く、虫歯の進行も早いということです。

 

自分で行う日頃の歯磨きもとても大事ですが、お子さんだけではお口の環境をきれいに保つのはなかなか難しいです。お母さん、お父さんも協力して頂き、仕上げ磨きや、定期検診を心掛けてあげましょう。

2020年10月23日

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