こんにちは。清須市、名古屋市、あま市、稲沢市、春日井市、一宮市、岐阜市、各務ヶ原市からも通える、すずらん歯科矯正歯科 副院長の井上です。
近年歯科業界でも重要なトピックともなっている『認知症と歯周病』についてお話していきたいと思います。
簡単にまとめると歯周病菌がアルツハイマー型認知症などを引き起こしている可能性があるよ!ということに関連した論文が発表されてきているということです。
誰もが将来なりたくないと考えているであろう『認知症』がまさか自分の歯科医師という職業に直結しているかもしれないということはまさに驚きでした。
実際に今までは、歯周病だとちゃんと噛めなくなるから、噛めないことによって脳への血流量が減って、認知症を引き起こすんだろうなとは考えたり、様々なところで拝聴したりといったところでした。
今回は歯周病菌であるP.g菌が出すアミロイドβが脳への蓄積によって起こっている可能性がありますよ!とかなり具体的な内容となっておりました。
歯医者といえばイメージされやすいのが『怖い』、『痛い』が一般的で、僕ら歯科医療従事者が考えるよりも、一般の患者さんにとってはかなり敷居の高いものであると思います。
やはりぼくらの使命はそういったイメージを持つ患者さんに少しでも怖くない・痛くないと思ってもらうことでもあり、すでに歯医者に定期メンテナンスで通っているよという患者さんには、歯科医院に定期的に通うことで、こんなメリットがあるよ!ということを啓発していくこともまた重要であると考えております。